令和元年・36週~感染性胃腸炎、RSウイルス感染症、ヘルパンギーナ~

2019年09月13日

令和元年 第36週(9月2日~9月8日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点92,小児科定点54です。
・第36週の定点把握対象疾患の総報告数は1064 人で,前週より166人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所は次のとおりです。
【咽頭結膜熱(開始3.0,終息1.0)】:伊集院(1.25)
【手足口病(開始5.0,終息2.0)】:出水(5.67)
【伝染性紅斑(開始2.0,終息1.0)】:鹿児島市(2.23),川薩(8.00)
【ヘルパンギーナ(開始6.0,終息2.0)】:鹿児島市(6.77)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所は次のとおりです。
【水 痘(基準値1.0)】:指宿(1.50)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1)感染性胃腸炎
第36 週の感染性胃腸炎の報告数は274人で,前週より26 人多く,定点当たりの報告数は5.07 であった。
年齢別では,1 歳(34 人),3 歳(32 人),10~14 歳(31 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,加世田保健所(11.00),指宿保健所(9.50),鹿屋保健所(8.60)の順に多い。

(2)RSウイルス感染症
第36週のRSウイルス感染症の報告数は244人で,前週より22 人多く,定点当たりの報告数は4.52 であった。
年齢別では,1 歳(92 人),2 歳(45 人),0~5ヶ月(37 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,大口保健所(12.00),志布志保健所(8.67),姶良保健所(6.71)の順に多い。

(3)ヘルパンギーナ
第36 週のヘルパンギーナの報告数は146 人で,前週より41 人多く,定点当たりの報告数は2.70 であった。
年齢別では,1 歳(38 人),2 歳(35 人),3 歳(25人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(6.77),川薩保健所(3.25),鹿屋保健所(2.80)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(令和元年9月13日更新)

戻る
メニュー
HOME 予定 知識 HELP