平成30年・36週~、感染性胃腸炎、RSウイルス感染症 、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎~

2018年09月14日

平成30年 第36週(9月3日~9月9日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点92,小児科定点54です。
・第 36週の定点把握対象疾患の総報告数は 985人で,前週より 71 人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所は次のとおりです。
【咽頭結膜熱(開始 3.0,終息 1.0)】:指宿(2.50),川薩(3.75),姶良(1.29),

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1) 感染性胃腸炎
第 36 週の感染性胃腸炎の報告数は 347 人で,前週より 21 人少なく,定点当たりの報告数は 6.43 であった。
年齢別では,1歳(59 人),10~14 歳(44 人),5歳(35 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,加世田保健所(14.00),鹿児島市保健所(10.00),指宿保健所(9.50)の順に多い。

(2)RSウイルス感染症
第36週のRSウイルス感染症の報告数は292人で,前週より 59 人多く,定点当たりの報告数は 5.41 であった。
年齢別では,1歳(118 人),6~11 ヶ月(65 人),0~5 ヶ月(44人)の順に多かった。保健所別の定点当たり報告数は,大口保健所(25.00),加世田保健所(12.00),指宿保健所(8.50)の順に多い。

(3) A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
第 36 週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は 105 人で,前週より 25人多く,定点当たりの報告数は 1.94 であった。
年齢別では,6 歳(18 人),4 歳(16 人),5 歳(15人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,出水保健所(4.33),鹿児島市保健所(3.85),川薩保健所(3.75)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(平成30年9月14日更新)

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