平成30年・31週~、感染性胃腸炎、RSウイルス感染症 、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎~

2018年08月13日

平成30年 第31週(7月30日~8月5日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点92,小児科定点54です。
・第 31週の定点把握対象疾患の総報告数は 909人で,前週より 66 人少ない報告数でした(4 頁参照)。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所は次のとおりです。
【咽頭結膜熱(開始 3.0,終息 1.0)】:姶良(2.14)
【手足口病(開始 5.0,終息 2.0)】:鹿児島市(4.00),大口(10.00),西之表(7.00)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1) 感染性胃腸炎
第 31 週の感染性胃腸炎の報告数は 401 人で,前週より 22 人少なく,定点当たりの報告数は 7.43 であった。
年齢別では,1 歳(54 人),4 歳(42 人),5 歳(41人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,加世田保健所(15.33),鹿児島市保健所(11.54),指宿保健所(11.50)の順に多い

(2) RSウイルス感染症
第31週のRSウイルス感染症の報告数は125人で,前週より 7 人少なく,定点当たりの報告数は 2.31であった。
年齢別では,1 歳(45 人),~11 ヶ月(38 人),~5ヶ月(24 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(4.69),伊集院保健所(3.25),鹿屋保健所(3.20)の順に多い。

(3) A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
第 31 週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は 117 人で,前週より 3 人少なく,定点当たりの報告数は 2.17 であった。
年齢別では,6 歳(16 人),3 歳と 5 歳が(15 人),4 歳(14 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,川薩保健所(3.75),鹿児島市保健所(3.69),出水保健所(3.33)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(平成30年8月10日更新)

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