令和2年 第15週(4月6日～4月12日)

☆定点報告疾患の発生状況

・今週の定点医療機関は，インフルエンザ定点90，小児科定点53です。

・第15週の定点把握対象疾患の総報告数は414人で，前週より18 人少ない報告数でした。

・流行発生警報の基準値（開始基準値及び終息基準値）以上の保健所
該当なし。
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
該当なし。

☆定点報告疾患（定点当たり報告数の上位３疾患の発生状況）

（1）感染性胃腸炎
第 15 週の感染性胃腸炎の報告数は 208 人で，前週より2 人多く，定点当たりの報告数は3.92 であった。
年齢別では，1 歳（33人），3 歳（27 人），10～14歳（22人）の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は，鹿児島市保健所（7.75)，指宿保健所（7.00)，鹿屋保健所（6.00)の順に多い。


（2） Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎
第15 週のＡ群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は94 人で，前週より20人多く，定点当たりの報告数は1.77 であった。
年齢別では，5 歳（21人），3 歳（15 人），4歳（12 人）の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は，伊集院保健所（4.50)，出水保健所（4.33)，川薩保健所（3.00)の順に多い。


（3）咽頭結膜熱
第15 週の咽頭結膜熱の報告数は24 人で，前週より12 人少なく，定点当たりの報告数は0.45 であった。
年齢別では，1 歳（7 人），3 歳（6 人），2歳（5人）の順に 多かった。
保健所別の定点当たり報告数は，西之表保健所（1.00)，姶良保健所（0.86)，鹿児島市保健所（0.83)の順に多い。


【鹿児島県感染症情報センターより参照】
（2020年4月17日更新)