令和4年・ 30週~感染性胃腸炎、手足口病、咽頭結膜熱~

2022年08月05日

令和4年 第30週(7月25日~7月31日)

☆定点報告疾患の発生状況

・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点92,小児科定点54です。
・第30週の定点把握対象疾患の総報告数は392人で,前週より2 人少ない報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【手足口病(開始5.0,終息2.0)】:
鹿児島市(4.54), 川薩(2.75),大口(6.00)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
該当なし

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1)感染性胃腸炎
 第30 週の感染性胃腸炎の報告数は178人で,前週より19 人少なく,定点当たりの報告数は3.30 であった。
 年齢別では,2歳(28 人),3 歳(23 人),1 歳(21人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,志布志保健所(5.67),鹿児島市保健所(5.46),加世田保健所(5.00)の順に多い。

(2)手足口病
 第 30 週の手足口病の報告数は 133 人で,前週より 10 人多く,定点当たりの報告数は2.46 であった。
 年齢別では,1歳(57人),2 歳(27 人),3歳(20 人)であった。
 保健所別の定点当たり報告数は,大口保健所(6.00),鹿児島市保健所(4.54),志布志保健所(4.00)の順に多い。

(3)咽頭結膜熱
 第 30 週の咽頭結膜熱の報告数は 18 人で,前週と同数で,定点当たりの報告数は0.33 であった。
 年齢別では,1 歳(12人),6~11 ヶ月(3人),2 歳,3歳(それぞれ1人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,川薩保健所(1.25),姶良保健所(0.86),伊集院保健所(0.50)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2022年8月5日更新)

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