令和元年・40週~感染性胃腸炎、インフルエンザ 、ヘルパンギーナ~

2019年10月16日

令和元年 40週(9月30日~10月6日)

☆定点報告疾患の発生状況
・第 40 週の定点把握対象疾患の総報告数は 1225 人で,前週より256 人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所は次のとおりです。( )は定点当たり報告
【咽頭結膜熱(開始 3.0,終息1.0)】 :伊集院(3.75)
【手足口病(開始5.0,終息 2.0)】 :出水(14.00),志布志(5.67)
【伝染性紅斑(開始2.0,終息1.0)】 :川薩(4.75)
【ヘルパンギーナ(開始6.0,終息2.0)】 :鹿児島市(7.54),加世田(4.67)

・流行発生注意報の基準値以上の保健所
【インフルエンザ(基準値 10.0)】 :名瀬(16.20) 【水 痘(基準値 1.0)】:出水(1.00),名瀬(1.00)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1) 感染性胃腸炎 第 40 週の感染性胃腸炎の報告数は 222 人で,前週 より2 人少なく,定点当たりの報告数は4.11 であった。
年齢別では, 1 歳(40 人), 4 歳(25 人), 2 歳(24 人) の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,加世田保健所 (7.00),鹿屋保健所(6.80),姶良保健所(6.71)の 順に多い。

(2) インフルエンザ 第40 週のインフルエンザの報告数は356 人で, 前週より 157 人多く,定点当たりの報告数は 3.87 であった。
年齢別では,10~14 歳(58 人),6 歳(37 人),8 歳(33 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,名瀬保健所 (16.20),西之表保健所(8.50),鹿児島市保健所 (8.39)の順に多い。

(3) ヘルパンギーナ 第 40 週のヘルパンギーナの報告数は 163 人で, 前週より 24 人多く,定点当たりの報告数は 3.02 であった。
年齢別では,1 歳(44 人),2 歳(37 人),3 歳(24 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所 (7.54),加世田保健所(4.67),姶良保健所(2.57)の 順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(令和元年10月11日更新)

戻る
メニュー
HOME 予定 知識 HELP