平成30年・37週~、感染性胃腸炎、RSウイルス感染症 、ヘルパンギーナ ~

2018年09月21日

平成30年 第37週(9月10日~9月16日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点92,小児科定点54です。
・第 37週の定点把握対象疾患の総報告数は 985人で,前週と同数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所は次のとおりです。
【咽頭結膜熱(開始 3.0,終息 1.0)】:川薩(3.75),姶良(1.00)
・流行発生
注意報の基準値以上の保健所は次のとおりです。
【水痘(基準値 1.0)】:伊集院保健所(1.00)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1) 感染性胃腸炎
第 37 週の感染性胃腸炎の報告数は 344 人で,前週より 3 人少なく,定点当たりの報告数は 6.37 であった。
年齢別では,1 歳(65 人),2 歳(37 人),3 歳(31人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,加世田保健所(14.67),志布志保健所(10.67),鹿屋保健所(10.40)の順に多い。

(2)RSウイルス感染症
第37週のRSウイルス感染症の報告数は282人で,前週より 10 人少なく,定点当たりの報告数は 5.22であった。
年齢別では,1 歳(91 人),6~11 ヶ月(72 人),2歳(49 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,大口保健所(23.00),加世田保健所(9.00),姶良保健所(8.14)の順に多い。

(3) ヘルパンギーナ
第 37 週のヘルパンギーナの報告数は 94 人で,前週より 23 人多く,定点当たりの報告数は 1.74 であった。
年齢別では,1 歳(36 人),2 歳(22 人),3 歳(15人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(3.62),川薩保健所(2.25),出水保健所と姶良保健所(2.00)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(平成30年9月21日更新)

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