平成30年・33週~、感染性胃腸炎、RSウイルス感染症 、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎~

2018年08月24日

平成30年 第33週(8月13日~8月19日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点92,小児科定点54です。
・第 33週の定点把握対象疾患の総報告数は 823人で,前週より 14 人少ない報告数でした。
流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所は次のとおりです。
【咽頭結膜熱(開始 3.0,終息 1.0)】:川薩(3.00),姶良(3.00)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1) 感染性胃腸炎
第 33 週の感染性胃腸炎の報告数は 375 人で,前週より6人多く,定点当たりの報告数は6.94であった。
年齢別では,1歳(51 人),2 歳(41 人),3 歳(38人),4 歳(38 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,加世田保健所(14.67),指宿保健所(12.50),鹿屋保健所(11.40)の順に多い。

(2)RSウイルス感染症
第33週のRSウイルス感染症の報告数は162人で,前週より 8 人少なく,定点当たりの報告数は 3.00であった。
年齢別では,1 歳(66 人),~11 ヶ月(35 人),~5ヶ月(31 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,指宿保健所(7.00),鹿児島市保健所(5.46),姶良保健所(3.14)の順に多い。

(3) A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
第 33 週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は 68 人で,前週より 15 人少なく,定点当たりの報告数は 1.26 であった。
年齢別では,5 歳(12 人),3 歳(11 人),6 歳(10人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,西之表保健所(6.00),志布志保健所(2.33),伊集院保健所(2.00)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(平成30年8月24日更新)

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