平成29年39週~感染性胃腸炎、 手足口病、 流行性角結膜炎~

2017年10月06日

平成29年 第39週(9月25日~10月1日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点92,小児科定点54 です。
・第 39 週の定点把握対象疾患の総報告数は 942 人で,前週(898 人)より 44 人多い報告数でした(内容等については 4 頁参照)。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所は次のとおりです。
【咽頭結膜熱(開始 3.0,終息 1.0)】:志布志(1.67),西之表(7.00),姶良(4.57)
【手足口病(開始 5.0,終息 2.0)】:鹿児島市(7.15),指宿(8.00),加世田(2.00),志布志(5.00),川薩(4.25),姶良(3.57)
【ヘルパンギーナ(開始 6.0,終息 2.0)】:西之表(4.00),川薩(5.00)
【流行性耳下腺炎(開始 6.0,終息 2.0)】:出水(4.33),鹿屋(6.00),西之表(12.00)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1) 感染性胃腸炎
第 39 週の感染性胃腸炎の報告数は 243 人で,前週より 13 人多く,定点当たりの報告数は 4.50 であった。
年齢別では,1歳(43 人),2 歳(35 人),10~14歳(24 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(10.00),姶良保健所(7.43),指宿保健所(6.00)の順に多い。

(2) 手足口病
第 39 週の手足口病の報告数は 192人で,前週より23 人多く,定点当たりの報告数は 3.56 であった。
年齢別では,1歳(80 人),2 歳(36 人),~11 ヶ月(29 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,指宿保健所(8.00),鹿児島市保健所(7.15),志布志保健所(5.00)の順に多い。
川薩保健所が 17 週連続,鹿児島市保健所が 15 週連続,姶良保健所が 11 週連続,加世田保健所が 6週連続,志布志保健所が 3 週連続,指宿保健所が今週から流行発生警報域である。

(3) 流行性角結膜炎
第 39 週の流行性角結膜炎の報告数は 22 人で,前週より 15 人多く,定点当たりの報告数は 3.14 であった。
年齢別では,20~29 歳(5 人),1 歳(3人),15~19歳(3 人),30~39歳(3 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(4.50),鹿屋保健所(4.00)で 2 保健所からの報告であった。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(平成29年10月6日更新)

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