令和5年 第41週(10月9日～10月15日)

・今週の定点医療機関は，インフルエンザ゛/COVID-19定点88，小児科定点51です。
・第41週の定点把握対象疾患の総報告数は1,172 人で，前週より355人少ない報告数でした。
・流行発生警報の基準値（開始基準値及び終息基準値）以上の保健所
【咽頭結膜熱（開始3.0，終息1.0)】：鹿屋(2.20)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
【インフルエンザ（基準値10.0)】：鹿屋(19.25)
※ 週報発行後，医療機関，保健所から追加，訂正報告があり，全数・定点の数値が変更する場合があります。

☆定点把握対象疾患（定点当たり報告数の上位３疾患の発生状況）
（1）インフルエンザ
　第41 週のインフルエンザの報告数は573 人で，前週より31 人少なく，定点当たりの報告数は6.51 であった。
　年齢別では，10～14 歳(175 人)，15～19 歳(44 人)，30～39 歳(39 人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，鹿屋保健所（19.25)，鹿児島市保健所（8.91)，徳之島保健所（8.80)の順に多い。

（2）感染性胃腸炎
　第 41 週の感染性胃腸炎の報告数は 152 人で，前週より 42 人少なく，定点当たりの報告数は2.98 であった。
　年齢別では，1 歳(27人)，10～14 歳(16 人)，4 歳(15人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，鹿屋保健所（10.20)，鹿児島市保健所（4.42)，姶良保健所（2.86)の順に多い。

（3）新型コロナウイルス感染症（COVID-19）
　第 41 週の COVID-19 の報告数は 254 人で，前週より 205 人少なく，定点当たりの報告数は2.89 であった。
　年齢別では，10～14 歳(39 人)，60～69 歳(27 人)，15～19 歳，40～49 歳(それぞれ24 人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，名瀬保健所（5.25)，川薩保健所（4.29)，出水保健所（3.80)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
（2023年10月20日更新)