令和5年 第34週(8月21日～8月27日)

・今週の定点医療機関は，インフルエンザ゛/COVID-19定点91，小児科定点53です。

・第34週の定点把握対象疾患の総報告数は1,884 人で，前週より350人多い報告数でした。

・流行発生警報の基準値（開始基準値及び終息基準値）以上の保健所
　【ヘルパンギーナ（開始6.0，終息2.0)】：出水(6.67)

・流行発生注意報の基準値以上の保健所
　該当なし

※ 週報発行後，医療機関，保健所から追加，訂正報告があり，全数・定点の数値が変更する場合があります。

☆定点把握対象疾患（定点当たり報告数の上位３疾患の発生状況）
（1）新型コロナウイルス感染症（COVID-19）
　第34 週のCOVID-19 の報告数は1,227 人で，前週より236 人多く，定点当たりの報告数は13.48 であった。
　年齢別では，40～49 歳(113 人)，30～39 歳(108 人)，50～59 歳(107人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，指宿保健所（21.67)，西之表保健所（21.50)，川薩保健所（19.14)の順に多い。

（2）感染性胃腸炎
　第34 週の感染性胃腸炎の報告数は180人で，前週より27 人多く，定点当たりの報告数は3.40 であった。
　年齢別では，１歳(33 人)，10～14 歳(20 人)，４歳(19人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，鹿屋保健所（10.00)，鹿児島市保健所（5.15)，指宿保健所（5.00)の順に多い。

（3）インフルエンザ
　第34 週のインフルエンザの報告数は218 人で，前週より45人多く，定点当たりの報告数は2.40 であった。
　年齢別では，10～14 歳(27人)，7 歳(26 人)，5歳，6歳(それぞれ19人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，志布志保健所（4.60)，鹿屋保健所（3.75)，鹿児島市保健所（3.61)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
（2023年9月1日更新)