令和元年・37週~感染性胃腸炎、RSウイルス感染症、ヘルパンギーナ~

2019年09月20日

令和元年 第37週(9月9日~9月15日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点92,小児科定点54です。
・第37週の定点把握対象疾患の総報告数は1,154 人で,前週より90人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所は次のとおりです。
【咽頭結膜熱(開始3.0,終息1.0)】:伊集院(3.75)
【手足口病(開始5.0,終息2.0)】:出水(6.67)
【伝染性紅斑(開始2.0,終息1.0)】:鹿児島市(1.85),川薩(7.00)
【ヘルパンギーナ(開始6.0,終息2.0)】:鹿児島市(5.69)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1)感染性胃腸炎
第37 週の感染性胃腸炎の報告数は283人で,前週より9人多く,定点当たりの報告数は5.24 であった。
年齢別では,1 歳(39 人),4 歳(35 人),10~14歳(34 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,指宿保健所(10.00),加世田保健所(9.67),鹿屋保健所(9.40)の順に多い。

(2)RSウイルス感染症
第 37 週のRSウイルス感染症の報告数は 256 人で,前週より12人多く,定点当たりの報告数は4.74であった。
年齢別では,1 歳(75人),6~11 ヶ月(52人),2 歳(51 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,大口保健所(21.00),指宿保健所,出水保健所(それぞれ9.00 ),姶良保健所(7.00)の順に多かった。

(3)ヘルパンギーナ
第 37 週のヘルパンギーナの報告数は 136 人で,前週より 10 人少なく,定点当たりの報告数は 2.52であった。
年齢別では,1歳(28 人),2 歳(23 人),3歳,4歳(それぞれ21人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(5.69),大口保健所(5.00),鹿屋保健所(3.20)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(令和元年9月20日更新)

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