平成30年・35週~、感染性胃腸炎、RSウイルス感染症 、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎~

2018年09月07日

平成30年 第35週(8月27日~9月2日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点92,小児科定点54です。
・第 35週の定点把握対象疾患の総報告数は 914人で,前週より 92 人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所は次のとおりです。
【咽頭結膜熱(開始 3.0,終息 1.0)】:指宿(1.50),川薩(2.50),姶良(1.71)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1) 感染性胃腸炎
第 35 週の感染性胃腸炎の報告数は 368 人で,前週より 9 人少なく,定点当たりの報告数は 6.81 であった。
年齢別では,1 歳(68 人),2 歳(49 人),4 歳(34人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,加世田保健所(15.33),鹿屋保健所(10.20),指宿保健所(9.50)の順に多い。

(2)RSウイルス感染症
第35週のRSウイルス感染症の報告数は233人で,前週より 78 人多く,定点当たりの報告数は 4.31 であった。
年齢別では,1歳(95 人),6~11 ヶ月(45 人),2歳(43 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,大口保健所(11.00),加世田保健所(7.33),指宿保健所(7.00)の順に多い。

(3) A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
第 35 週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は 80 人で,前週と変わらず,定点当たりの報告数は1.48 であった。
年齢別では,3 歳(15 人),6 歳(11 人),4 歳,5歳,10~14 歳がそれぞれ(9 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,西之表保健所(4.00),川薩保健所(3.00),鹿児島市保健所(2.15)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(平成30年9月7日更新)

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