平成30年・14週~感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、流行性角結膜炎~

2018年04月13日

平成30年 第14週(4月2日~4月8日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点92,小児科定点54です。
・第 14 週の定点把握対象疾患の総報告数は 727人で,前週より 179 人少ない報告数でした(内容等については4 頁参照)。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所は次のとおりです。
【咽頭結膜熱(開始 3.0,終息 1.0)】:伊集院(1.75),姶良(4.00)
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(開始 8.0,終息 4.0)】:大口(9.00),川薩(5.75),


☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1) 感染性胃腸炎
第 14 週の感染性胃腸炎の報告数は 305 人で,前週より 35 人少なく,定点当たりの報告数は 5.65 であった。
年齢別では,1 歳(47 人),3 歳(32 人),2 歳(31人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,姶良保健所(9.57),鹿児島市保健所(7.92),志布志保健所(7.33)の順に多い。

(2) A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
第 14 週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は 149 人で,前週より 18人多く,定点当たりの報告数は 2.76 であった。
年齢別では,5 歳(25 人),4 歳(22 人),3 歳(17人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,大口保健所(9.00),川薩保健所(5.75),鹿児島市保健所(4.62)の順に多い。
大口保健所は今週から,川薩保健所は 12 週連続で流行発生警報域となっている。

(3) 流行性角結膜炎
第 14 週の流行性角結膜炎の報告数は 9 人で,前週より 5 人少なく,定点当たりの報告数は 1.29 であった。
年齢別では,30~39 歳(3 人),40~49 歳(2 人),50~59 歳(2 人),60~69 歳(2 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,姶良保健所(3.00),川薩保健所(3.00),鹿児島市保健所(0.75)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(平成30年4月13日更新)

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