令和元年・49週~インフルエンザ 、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 ~

2019年12月13日

令和元年 第49週(12月2日~12月8日)

☆定点報告疾患の発生状況

・第49週の定点把握対象疾患の総報告数は1384 人で,前週より190人多い報告数でした。

・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【咽頭結膜熱(開始3.0,終息1.0)】:伊集院(10.25),出水(3.67),西之表(2.00),名瀬(3.00)
【伝染性紅斑(開始2.0,終息1.0)】:加世田(2.00),伊集院(2.00),鹿屋(1.40)

・流行発生注意報の基準値以上の保健所
【インフルエンザ(基準値10.0)】:鹿児島市(10.70),出水(13.00),志布志(11.00)
【水 痘(基準値1.0)】:鹿屋(1.20)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1)インフルエンザ
第 49 週のインフルエンザの報告数は 663 人で,前週より163 人多く,定点当たりの報告数は7.21 であった。
年齢別では10~14 歳(156人),8 歳(63人),6 歳(52 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,出水保健所(13.00),志布志保健所(11.00),鹿児島市保健所(10.70)の順に多い。

(2)感染性胃腸炎
第49 週の感染性胃腸炎の報告数は352人で,前週より 26 人多く,定点当たりの報告数は 6.52 であった。
年齢別では1歳(55 人),2歳(43 人),3歳(40人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(12.15),鹿屋保健所(10.20),指宿保健所(8.00)の順に多い。

(3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
第 49 週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は143 人で,前週より19 人多く,定点当たりの報告数は2.65 であった。
年齢別では6歳(23 人),5歳(21 人),4 歳と10~14 歳(それぞれ18 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,川薩保健所(4.75),鹿児島市保健所(4.54),姶良保健所(4.14)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(令和元年12月13日更新)

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