平成29年40週~ 感染性胃腸炎、 手足口病、RSウイルス感染症 ~

2017年10月16日

平成29年 第40週(10月2日~10月8日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点92,小児科定点54 です。
・第 40 週の定点把握対象疾患の総報告数は 891 人で,前週(942 人)より 51 人少ない報告数でした。(内容等については 4 頁参照)。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所は次のとおりです。
【咽頭結膜熱(開始 3.0,終息 1.0)】:志布志(1.00),西之表(3.00),姶良(5.43)
【手足口病(開始 5.0,終息 2.0)】:鹿児島市(7.31),指宿(5.00),川薩(4.00),姶良(2.14)
【ヘルパンギーナ(開始 6.0,終息 2.0)】:指宿(8.00),西之表(3.00),川薩(4.75)
【流行性耳下腺炎(開始 6.0,終息 2.0)】:鹿屋(5.20),西之表(14.00)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1) 感染性胃腸炎
第 40 週の感染性胃腸炎の報告数は 243 人(前週と同数)で,定点当たりの報告数は 4.50 であった。
年齢別では,2 歳(31 人),1歳(30 人),~11ヶ月(25 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,姶良保健所(10.71),鹿屋保健所(9.00),志布志保健所(6.00)の順に多い。

(2) 手足口病
第 40 週の手足口病の報告数は 166人で,前週より26人少なく,定点当たりの報告数は3.07であった。
年齢別では,1歳(73 人),2 歳(34 人),~11 ヶ月(19 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(7.31),指宿保健所(5.00),川薩保健所(4.00)の順に多い。
川薩保健所が 18 週連続,鹿児島市保健所が 16 週連続,姶良保健所が 12 週連続,指宿保健所が 2週連続で流行発生警報域である。

(3) RSウイルス感染症
第40週のRSウイルス感染症の報告数は101人で,前週より 12 人少なく,定点当たりの報告数は 1.87であった。
年齢別では,1歳(37 人),~11 ヶ月(24 人),2歳(15 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,大口保健所(5.50),川薩保健所(5.25),鹿屋保健所(3.60)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(平成29年10月13日更新)

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