令和元年・42週~感染性胃腸炎、インフルエンザ 、ヘルパンギーナ~

2019年10月25日

令和元年 第42週(10月14日~10月20日)

☆定点報告疾患の発生状況
・第42週の定点把握対象疾患の総報告数は843人で,前週より396 人少ない報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【咽頭結膜熱(開始3.0,終息1.0)】:伊集院(1.25),名瀬(2.00)
【手足口病(開始5.0,終息2.0)】:出水(7.00)
【伝染性紅斑(開始2.0,終息1.0)】:川薩(3.75)
【ヘルパンギーナ(開始6.0,終息2.0)】:鹿児島市(3.62),指宿(10.50)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1) 感染性胃腸炎
第42 週の感染性胃腸炎の報告数は248人で,前週より14 人多く,定点当たりの報告数は4.59 であった。
年齢別では,1 歳(37 人),3 歳(34 人),10~14歳(29 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,加世田保健所(10.00),指宿保健所(9.50),川薩保健所(7.75)の順に多い。

(2) インフルエンザ
第42週のインフルエンザの報告数は198人で,前週より 177 人少なく,定点当たりの報告数は2.15 であった。
年齢別では,10~14歳(37 人),4 歳(19人),30~39 歳(14 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(5.00),名瀬保健所(4.40),徳之島保健所(3.60)の順に多い。

(3) ヘルパンギーナ
第42 週のヘルパンギーナの報告数は92 人で,前週より 54 人少なく,定点当たりの報告数は 1.70 であった。
年齢別では,1歳(25 人),4 歳(17 人),2歳(16 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,指宿保健所(10.50),大口保健所(4.00),鹿児島市保健所(3.62)の順に多い。
鹿児島市が 7 週連続で,指宿市が 2 週連続で流行発生警報域である。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(令和元年10月25日更新)

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