平成29年50週~ 感染性胃腸炎、 インフルエンザ、 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 ~

2017年12月25日

平成29年 第50週(12月11日~12月17日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点92,小児科定点54 です。
・第 50 週の定点把握対象疾患の総報告数は 1698 人で,前週(1152 人)より 546 人多い報告数でした
(内容等については 4 頁参照)。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所は次のとおりです。
【咽頭結膜熱(開始 3.0,終息 1.0)】:鹿屋(4.80),姶良(6.71)
【手足口病(開始 5.0,終息 2.0)】:出水(3.33)
【流行性耳下腺炎(開始 6.0,終息 2.0)】:鹿屋(6.80),西之表(2.00),川薩(5.50)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所は次のとおりです。
【インフルエンザ(基準値 10.0)】:姶良(12.09)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1) 感染性胃腸炎
第 50 週の感染性胃腸炎の報告数は 537 人で,前週より 111 人多く,定点当たりの報告数は 9.76 であった。
年齢別では,1歳(106 人),2 歳(63 人),4 歳(47人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,加世田保健所(17.00),出水保健所(15.67),姶良保健所(12.14)の順に多い。

(2) インフルエンザ
第 50 週のインフルエンザの報告数は 602 人で,前週より 350 人多く,定点当たりの報告数は 6.47 であった。
年齢別では,10~14 歳(161 人),9 歳(60 人),8歳(52 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,姶良保健所(12.09),鹿児島市保健所(9.00),出水保健所(8.40)の順に多い。

(3) A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
第 50 週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は 180 人で,前週より 46人多く,定点当たりの報告数は 3.27 であった。
年齢別では,6 歳(31 人),4 歳(25 人),10~14 歳(22 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,川薩保健所(7.00),姶良保健所(5.71),指宿保健所(5.50)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(平成29年12月15日更新)

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