令和元年・39週~感染性胃腸炎、RSウイルス感染症、ヘルパンギーナ~

2019年10月04日

令和元年 第39週(9月23日~9月29日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点92,小児科定点54です。
・第39週の定点把握対象疾患の総報告数は969人で,前週より28 人少ない報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所は次のとおり。
【咽頭結膜熱(開始3.0,終息1.0)】:伊集院(3.25)
【手足口病(開始5.0,終息2.0)】:出水(4.67)
【伝染性紅斑(開始2.0,終息1.0)】:川薩(7.75)
【ヘルパンギーナ(開始6.0,終息2.0)】:鹿児島市(6.00),加世田(5.33)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
【インフルエンザ(基準値10.0)】:西之表(22.00)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1)感染性胃腸炎
第39 週の感染性胃腸炎の報告数は224人で,前週より 49 人少なく,定点当たりの報告数は 4.15 であった。
年齢別では,1歳(32 人),3歳(30 人),2歳(27 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,指宿保健所(9.00),鹿屋保健所(7.80),加世田保健所(7.00)の順に多い。

(2)RSウイルス感染症
第 39 週のRSウイルス感染症の報告数は 145 人で,前週より 46 人少なく,定点当たりの報告数は2.69 であった。
年齢別では,1 歳(49 人),0~5 ヶ月(31 人),6~11 ヶ月(30 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,大口保健所(23.00),姶良保健所(4.14),川薩保健所(3.25)の順に多い。

(3)ヘルパンギーナ
第39 週のヘルパンギーナの報告数は139 人で,前週より6人多く,定点当たりの報告数は2.57 であった。
年齢別では,1 歳(41 人),2歳(24 人),3歳(19 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(6.00),加世田保健所(5.33),鹿屋保健所(3.40)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(令和元年10月4日更新)

戻る
メニュー
HOME 予定 知識 HELP