令和3年 第30週(7月26日～8月1日)

☆定点報告疾患の発生状況

・今週の定点医療機関は，インフルエンザ定点92，小児科定点54です。

・第30週の定点把握対象疾患の総報告数は478人で，前週より26 人多い報告数でした。

・流行発生警報の基準値（開始基準値及び終息基準値）以上の保健所
該当なし。
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
該当なし。


☆定点報告疾患（定点当たり報告数の上位３疾患の発生状況）

（1）感染性胃腸炎
　第30 週の感染性胃腸炎の報告数は155人で，前週より24人少なく，定点当たりの報告数は2.87 であった。
　年齢別では，1歳（32 人），2 歳（26人）,3 歳（18 人）の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，鹿児島市保健所（5.38)，指宿保健所，加世田保健所（それぞれ 5.00)，鹿屋保健所（4.00)の順に多い。

（2）RS ウイルス感染症
　第30 週のRSウイルス感染症の報告数は94人で，前週より10 人多く，定点当たりの報告数は1.74 であった。
　年齢別では，1 歳（38 人），2 歳（17 人），3 歳（13 人）の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，鹿児島市保健所（3.77)，姶良保健所（3.14)，志布志保健所（2.33)の順に多い。

（3）手足口病
　第 30 週の手足口病の報告数は 80 人で，前週より 25 人多く，定点当たりの報告数は1.48 であった。
　年齢別では，1 歳（32 人），2 歳（19 人），3 歳（11 人）であった。
　保健所別の定点当たり報告数は，鹿児島市保健所（3.77)，姶良保健所（2.57)，伊集院保健所（1.50)の順に多い。


【鹿児島県感染症情報センターより参照】
（2021年8月6日更新)