平成30年・13週~感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、流行性角結膜炎~

2018年04月09日

平成30年 第13週(3月26日~4月1日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点93,小児科定点55 です。
・第 13 週の定点把握対象疾患の総報告数は 906 人で,前週(996 人)より 90 人少ない報告数でした(内容等については 4 頁参照)。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所は次のとおりです。
【咽頭結膜熱(開始 3.0,終息 1.0)】:伊集院(1.75),姶良(6.86)
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(開始 8.0,終息 4.0)】:川薩(8.00)


☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1) 感染性胃腸炎
第 13 週の感染性胃腸炎の報告数は 340 人で,前週より 28 人多く,定点当たりの報告数は 6.18 であった。
年齢別では,3 歳(42 人),20 歳以上(38人),2 歳(32 人),4 歳(32 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,姶良保健所(10.57),指宿保健所(9.50),志布志保健所(8.00)の順に多い。

(2) A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
第 13 週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は 131 人で,前週より 12人少なく,定点当たりの報告数は 2.38 であった。
年齢別では,5 歳(23 人),6 歳(19 人),4 歳(18人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,川薩保健所(8.00),西之表保健所(6.00),姶良保健所(3.43)の順に多い。
川薩保健所が11週連続で流行発生警報域となっています。

(3) 流行性角結膜炎
第 13 週の流行性角結膜炎の報告数は 14 人で,前週より 8 人多く,定点当たりの報告数は 2.00 であった。
年齢別では,70 歳以上(4 人),20~29 歳(2 人),30~39 歳(2 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,川薩保健所(6.00),姶良保健所(2.00),鹿児島市保健所(1.50)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(平成30年4月6日更新)

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