令和元年・48週~感染性胃腸炎、インフルエンザ 、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎~

2019年12月06日

令和元年 第48週(11月25日~12月1日)

☆定点報告疾患の発生状況
・第 48 週の定点把握対象疾患の総報告数は 1194 人で,前週より194 人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【咽頭結膜熱(開始 3.0,終息1.0)】 :伊集院(9.25),西之表(3.00),名瀬(4.33)
【伝染性紅斑(開始2.0,終息1.0)】 :加世田(2.00),鹿屋(2.00),川薩(1.75)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
【インフルエンザ(基準値 10.0)】 :鹿屋(12.13)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1) 感染性胃腸炎
第 48 週の感染性胃腸炎の報告数は 326 人で, 前週より12 人多く,定点当たりの報告数は 6.04 であった。
年齢別では 1 歳(41 人),2 歳(39 人),10~14 歳(34 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,加世田保健所 (10.00),鹿児島市保健所(9.46),鹿屋保健所 (8.60)の順に多い。

(2) インフルエンザ
第48 週のインフルエンザの報告数は 500 人 で,前週より 101 人多く,定点当たりの報告数 は 5.43 であった。
年齢別では10~14 歳(101 人),7 歳(58 人), 6 歳(51 人)の順に多かった。
保健所別の定点当 たり報告数は,鹿屋保健所(12.13),鹿児島市 保健所(8.35),指宿保健所(7.67)の順に多い。

(3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
第 48 週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報 告数は 124 人で,前週より 26 人多く,定点当た りの報告数は 2.30 であった。
年齢別では5 歳(20 人),6 歳(17 人),10~14 歳(15 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,大口保健所 (6.00),川薩保健所(5.00),鹿児島市保健所 (4.46)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(令和元年12月6日更新)

戻る
メニュー
HOME 予定 知識 HELP