平成29年46週~ 感染性胃腸炎、 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病 ~

2017年11月24日

平成29年 第46週(11月13日~11月19日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点91,小児科定点53 です。
・第 46 週の定点把握対象疾患の総報告数は 902 人で,前週(860 人)より 42 人多い報告数でした(内容等については 4 頁参照)。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所は次のとおりです。
【咽頭結膜熱(開始 3.0,終息 1.0)】:西之表(3.00),姶良(4.43)
【手足口病(開始 5.0,終息 2.0)】:鹿児島市(2.75),出水(5.00),川薩(4.75)
【流行性耳下腺炎(開始 6.0,終息 2.0)】:鹿屋(6.00),西之表(11.00)


☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1) 感染性胃腸炎
第 46 週の感染性胃腸炎の報告数は 364 人で,前週より 34 人多く,定点当たりの報告数は 6.87 であった。
年齢別では,1歳(53 人),2 歳(47 人),20歳以上(38 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,伊集院保健所(10.00),姶良保健所(9.57),指宿保健所(9.50)の順に多い。

(2) A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
第 46 週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は 105 人で,前週より 2 人多く,定点当たりの報告数は 1.98 であった。
年齢別では,6 歳(21 人),5 歳(16 人),4 歳(12人),7 歳(12 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(4.25),川薩保健所(3.50),姶良保健所(2.71)の順に多い。

(3) 手足口病
第 46 週の手足口病の報告数は 92 人で,前週より2 人多く,定点当たりの報告数は 1.74 であった。
年齢別では,1歳(39 人),2 歳(14 人),3 歳(13人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,出水保健所(5.00),川薩保健所(4.75),鹿児島市保健所(2.75)の順に多い。
川薩保健所が 24 週連続,鹿児島市保健所が 22 週連続,出水保健所が 6 週連続で流行発生警報域である。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(平成29年11月24日更新)

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