令和元年・35週~感染性胃腸炎、RSウイルス感染症、流行性角結膜炎~

2019年09月06日

令和元年 第35週(8月26日~9月1日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点92,小児科定点54です。
・第35週の定点把握対象疾患の総報告数は898人で,前週より179 人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所は次のとおりです。
【咽頭結膜熱(開始3.0,終息1.0)】:伊集院(2.25)
【伝染性紅斑(開始2.0,終息1.0)】:川薩(7.00)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1)感染性胃腸炎
第35 週の感染性胃腸炎の報告数は248人で,前週より2人多く,定点当たりの報告数は4.59であった。
年齢別では,1 歳(41 人),2 歳(35 人),3 歳(31人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,指宿保健所(14.00),加世田保健所(12.33),鹿屋保健所(8.00)の順に多い。

(2)RSウイルス感染症
第35週のRSウイルス感染症の報告数は222人で,前週より 105 人多く,定点当たりの報告数は 4.11であった。
年齢別では,1歳(95 人),6~11 ヶ月(56 人),2歳(34 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,大口保健所(10.00),姶良保健所(5.86),川薩保健所(5.75)の順に多い。

(3)流行性角結膜炎
第35 週の流行性角結膜炎の報告数は20 人で,前週より3人少なく,定点当たりの報告数は2.86 であった。
年齢別では,30~39 歳(4人),10~14 歳,40~49歳(3 人),60~69 歳,70 歳~(それぞれ2 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(4.00),鹿屋保健所(2.00),川薩保健所,姶良保健所(それぞれ1.00)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(令和元年9月6日更新)

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