令和元年・38週~感染性胃腸炎、RSウイルス感染症、ヘルパンギーナ~

2019年10月01日

令和元年 第38週(9月16日~9月22日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点92,小児科定点54です。
・第38週の定点把握対象疾患の総報告数は997人で,前週より157 人少ない報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所は次のとおり。
【咽頭結膜熱(開始3.0,終息1.0)】:伊集院(3.25)
【手足口病(開始5.0,終息2.0)】:出水(7.33)
【伝染性紅斑(開始2.0,終息1.0)】:鹿児島市(1.08),川薩(2.50)
【ヘルパンギーナ(開始6.0,終息2.0)】:鹿児島市(6.00),加世田(6.00)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
【水 痘(基準値1.0)】:名瀬(1.00)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1)感染性胃腸炎
第38 週の感染性胃腸炎の報告数は273人で,前週より 10 人少なく,定点当たりの報告数は 5.06であった。
年齢別では,1 歳(40 人),3 歳(34 人),2 歳(32人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,加世田保健所(13.33),姶良保健所(8.14),鹿屋保健所(7.60)の順に多い。

(2)RSウイルス感染症
第 38 週のRSウイルス感染症の報告数は 191 人で,前週より 65 人少なく,定点当たりの報告数は3.54 であった。
年齢別では,1歳(71 人),6~11 ヶ月(41人),0~5 ヶ月(29 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,大口保健所(32.00),川薩保健所(7.50),指宿保健所(5.00)の順に多い。

(3)ヘルパンギーナ
第38 週のヘルパンギーナの報告数は133 人で,前週より3人少なく,定点当たりの報告数は2.46 であった。
年齢別では,1歳(39 人),2歳(24 人),3歳(21 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所,加世田保健所(それぞれ6.00),川薩保健所(3.75),大口保健所(3.00)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(令和元年9月27日更新)

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