令和2年・17週~感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、流行性角結膜炎~

2020年05月01日

令和2年 第17週(4月20日~4月26日)

☆定点報告疾患の発生状況

・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点90,小児科定点53です。

・第17週の定点把握対象疾患の総報告数は384人で,前週より47 人少ない報告数でした。

・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
該当なし。
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
該当なし。

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1)感染性胃腸炎
第17週の感染性胃腸炎の報告数は207人で,前週より19人少なく,定点当たりの報告数は3.91 であった。
年齢別では,2 歳(27 人),1 歳(22 人),6 歳(21 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,指宿保健所(8.50),鹿児島市保健所(6.92),鹿屋保健所(6.40)の順に多い。


(2) A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
第17週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は71人で,前週より10人少なく,定点当たりの報告数は1.34 であった。
年齢別では,4歳(11 人),2 歳(10人),5 歳,6 歳(それぞれ9 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,西之表保健所(5.00),出水保健所(2.67),伊集院保健所(2.50)の順に多い。


(3)流行性角結膜炎
第 17 週の流行性角結膜炎の報告数は 4 人で,前週より 2 人多く,定点当たりの報告数は0.57 であった。
年齢別では,1歳,15~19歳,20~29 歳,40~49 歳(それぞれ1 人)であった。
保健所別の定点当たり報告数は,川薩保健所(1.00),鹿児島保健所(0.75)の順に多い。


【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2020年5月22日更新)

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