令和2年 第24週(6月8日～6月14日)

☆定点報告疾患の発生状況

・今週の定点医療機関は，インフルエンザ定点91，小児科定点53です。

・第24週の定点把握対象疾患の総報告数は419人で，前週より19 人多い報告数でした。

・流行発生警報の基準値（開始基準値及び終息基準値）以上の保健所
該当なし。
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
該当なし。

☆定点報告疾患（定点当たり報告数の上位３疾患の発生状況）

（1）感染性胃腸炎
第 24 週の感染性胃腸炎の報告数は 173 人で，前週より17 人少なく，定点当たりの報告数は3.26 であった。
年齢別では，10～14 歳（39 人），1歳（19 人）,2歳（16人）の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は，鹿屋保健所（8.40)，鹿児島市保健所（4.92)，姶良保健所（4.43)の順に多い。


（2） Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎
第 24 週のＡ群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は 90 人で，前週より 9 人多く，定点当たりの報告数は 1.70 であった。
年齢別では，6歳（14 人），4 歳（12 人），3 歳（9 人）の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は，出水保健所（5.00)，西之表保健所（3.00)，川薩保健所（2.75)の順に多い。


（3）咽頭結膜熱
第 24 週の咽頭結膜熱の報告数は 50 人で，前週より 14 人多く，定点当たりの報告数は0.94 であった。
年齢別では，1歳（23 人），6～11 ヶ月（12 人），2 歳（9 人）であった。
保健所別の定点当たり報告数は，西之表保健所（5.00)，鹿児島市保健所（1.75)，姶良保健所（1.57)の順に多い。


【鹿児島県感染症情報センターより参照】
（2020年6月23日更新)