令和2年・23週~感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん~

2020年06月12日

令和2年 第23週(6月1日~6月7日)

☆定点報告疾患の発生状況

・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点91,小児科定点53です。

・第23週の定点把握対象疾患の総報告数は400人で,前週より26 人多い報告数でした。

・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
該当なし。
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
該当なし。

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1)感染性胃腸炎
第 23 週の感染性胃腸炎の報告数は 190 人で,前週より26 人多く,定点当たりの報告数は3.58 であった。
年齢別では,10~14 歳(43 人),1 歳(18 人),5 歳,6歳,20~29 歳(それぞれ15 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(7.40),指宿保健所(7.00),鹿児島市保健所(5.92)の順に多い。


(2) A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
第 23 週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は 81 人で,前週より18人少なく,定点当たりの報告数は1.53 であった。
年齢別では,6歳(16 人),4 歳(14 人),2 歳(10 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,川薩保健所(3.25),伊集院保健所(3.00),出水保健所(2.67)の順に多い。


(3)突発性発しん
第23 週の突発性発しんの報告数は44人で,前週より9人多く,定点当たりの報告数は0.83 であった。
年齢別では,1 歳(27 人),6~11 ヶ月(14 人),2 歳(2 人)であった。
保健所別の定点当たり報告数は,指宿保健所(2.00),川薩保健所(1.75),鹿児島市保健所(1.42)の順に多い。


【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2020年6月15日更新)

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