令和2年・22週~感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱~

2020年06月05日

令和2年 第22週(5月25日~5月31日)

☆定点報告疾患の発生状況

・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点90,小児科定点53です。

・第22週の定点把握対象疾患の総報告数は374人で,前週より84 人多い報告数でした。

・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
該当なし。
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
該当なし。

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1)感染性胃腸炎
第22 週の感染性胃腸炎の報告数は164人で,前週より35人多く,定点当たりの報告数は3.09 であった。
年齢別では,10~14 歳(31 人),1 歳(18 人),8 歳(13 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(8.20),指宿保健所(5.50),姶良保健所(4.71)の順に多い。


(2) A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
第22週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は99人で,前週より32人多く,定点当たりの報告数は1.87 であった。
年齢別では,5 歳(16人),4 歳(15 人),2歳(14 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,志布志保健所(6.00),川薩保健所(3.50),西之表保健所(3.00)の順に多い。


(3)咽頭結膜熱
第 22 週の咽頭結膜熱の報告数は 35 人で,前週より 5 人多く,定点当たりの報告数は0.66 であった。
年齢別では,1歳(18人),2 歳(7 人),6~11 ヶ月(6 人)であった。
保健所別の定点当たり報告数は,伊集院保健所,川薩保健所(それぞれ1.25),鹿児島市保健所,西之表保健所(それぞれ1.00),姶良保健所(0.71)の順に多い。


【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2020年6月15日更新)

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