令和3年・29週~感染性胃腸炎、RS ウイルス感染症、手足口病~
2021年07月30日
令和3年 第29週(7月19日~7月25日)
☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点92,小児科定点54です。
・第29週の定点把握対象疾患の総報告数は452人で,前週より17 人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【咽頭結膜熱(開始3.0,終息1.0)】:鹿児島市(1.15)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
該当なし。
☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1)感染性胃腸炎
第29 週の感染性胃腸炎の報告数は179人で,前週より18 人少なく,定点当たりの報告数は3.31 であった。
年齢別では,1歳(45人),6~11 ヶ月,2 歳,3歳,10~14(それぞれ18 人),5歳(13 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(6.92),加世田保健所(6.33),姶良保健所(4.14)の順に多い。
(2)RS ウイルス感染症
第 29 週の RS ウイルス感染症の報告数は 84 人で,前週より47人多く,定点当たりの報告数は1.56 であった。
年齢別では,1 歳(32 人),6~11ヶ月,2 歳(それぞれ17 人),3 歳(9 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,川薩保健所(3.75),志布志保健所(3.67),鹿児島市保健所(2.54)の順に多い。
(3)手足口病
第 29 週の手足口病の報告数は 55 人で,前週より 25 人多く,定点当たりの報告数は1.02 であった。
年齢別では,1歳(17人),3 歳(15 人),2歳(13 人)であった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(3.23),姶良保健所(1.29),大口保健所(1.00)の順に多い。
【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2021年7月31日更新)