令和2年・20週~感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱~

2020年05月22日

令和2年 第20週(5月11日~5月17日)

☆定点報告疾患の発生状況

・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点90,小児科定点53です。

・第20週の定点把握対象疾患の総報告数は355人で,前週より100人多い報告数でした。

・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
該当なし。
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
該当なし。

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1)感染性胃腸炎
第 20 週の感染性胃腸炎の報告数は 196 人で,前週より79 人多く,定点当たりの報告数は3.70 であった。
年齢別では,10~14 歳(35 人),1 歳(21 人),5歳(18人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,指宿保健所(10.50),鹿屋保健所(8.80),鹿児島市保健所(6.50)の順に多い。


(2) A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
第20週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は55人で,前週より21人多く,定点当たりの報告数は1.04 であった。
年齢別では,4 歳(14 人),5 歳,6 歳(それぞれ 8 人),2歳(5人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(1.92),姶良保健所(1.71),出水保健所(1.67)の順に多い。


(3)咽頭結膜熱
第20 週の咽頭結膜熱の報告数は36 人で,前週より3 人多く,定点当たりの報告数は0.68 であった。
年齢別では,1歳(18人),6~11 ヶ月,3歳(それぞれ4人),4 歳(3人)であった。
保健所別の定点当たり報告数は,西之表保健所(2.00),姶良保健所(1.43),出水保健所(1.33)の順に多い。


【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2020年5月22日更新)

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