令和3年・7週~感染性胃腸炎、RS ウイルス感染症、A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎~
2021年02月26日
令和3年 第7週(2月15日~2月21日)
☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点92,小児科定点54です。
・第7週の定点把握対象疾患の総報告数は515人で,前週より30人少ない報告数でした。
・流行発生警報の基準値以上の保健所及び流行発生注意報の基準値以上の保健所
両方とも該当なし。
☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1)感染性胃腸炎
第7週の感染性胃腸炎の報告数は327 人で,前週より41 人少なく,定点当たりの報告数は6.06 であった。
年齢別では,2歳(63 人),1 歳(51人),10~14歳(34人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,大口保健所(12.00),鹿児島市保健所(10.08),川薩保健所(9.50)の順に多い。
(2)RS ウイルス感染症
第 7 週のRSウイルス感染症の報告数は 63 人で,前週より5 人多く,定点当たりの報告数は1.17 であった。
年齢別では,1 歳(25 人),3 歳(11 人),0~5 ヶ月,2歳(それぞれ9 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,名瀬保健所(3.33),志布志保健所(3.00),川薩保健所(2.50)の順に多い。
(3)A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎
第7 週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は48人で,前週より1人多く,定点当たりの報告数は0.89 であった。
年齢別では,6歳(11 人),5 歳(8 人),4 歳(7人)であった。
保健所別の定点当たり報告数は,大口保健所(3.00),出水保健所,志布志保健所(それぞれ2.00),鹿児島市保健所(1.54)の順に多い。
【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2021年3月2日更新)