令和2年・21週~感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱~

2020年05月29日

令和2年 第21週(5月18日~5月24日)

☆定点報告疾患の発生状況

・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点90,小児科定点53です。

・第21週の定点把握対象疾患の総報告数は290人で,前週より65 人少ない報告数でした。

・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
該当なし。
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
該当なし。

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1)感染性胃腸炎
第21 週の感染性胃腸炎の報告数は129 人で,前週より67人少なく,定点当たりの報告数は2.43 であった。
年齢別では,10~14 歳(34 人),1 歳(22人), 6~11ヶ月(15 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所,指宿保健所(それぞれ 4.50),鹿屋保健所(4.20),加世田保健所(3.33)の順に多い。


(2) A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
第21 週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は67 人で,前週より12人多く,定点当たりの報告数は1.26 であった。
年齢別では,4歳(16人),6 歳(9人),5歳(7人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,川薩保健所(3.50),鹿児島市保健所(1.83),志布志保健所(1.67)の順に多い。


(3)咽頭結膜熱
第 21 週の咽頭結膜熱の報告数は 30 人で,前週より 6 人少なく,定点当たりの報告数は0.57 であった。
年齢別では,1歳(13人),6~11 ヶ月(7人),2歳(4 人)であった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(1.25),姶良保健所(1.14),鹿屋保健所(0.80)の順に多い。


【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2020年6月15日更新)

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