離乳食

 赤ちゃんは母乳やミルクを飲んで成長しますが、少しずつ形のあるものに食べものを移行していくのが「離乳」です。大人の食事の様子をじっと見たり、興味を示すようになったりしたらスタートの合図。生後5~6か月くらいから1年をかけて、トロトロ状のものから徐々に形あるものを食べられるように練習していきます。

~赤ちゃんのペースで~
 私たちは当たり前にしている『食事』ですが、赤ちゃんにとっては食べ物を「口にとり込む」ことも「飲み込む」ことも「かたまりをかみつぶす」ことも初めての体験。足踏みしたり逆戻りしたりすることもあるかもしれませんが、それも赤ちゃんの個性です。ゆったりとした気持ちで「食」のデビューを見守ってあげましょう。

~アレルギーに注意~
 初めて口にする食べ物は1日1さじからが原則。万が一アレルゲンだった時、強い症状が出ないようにするためです。具合が悪くなったときにすぐ受診できるよう、初めての食材を与えるのは午前中にしましょう。

~自分で食べる練習を~
 手づかみ食べが上手になると、目・手・口が協調して動くようになってきます。食べる意欲が育っているこの頃は、ごはんをおにぎりに、野菜をスティックにするなどの工夫もおすすめです。

※各健診や育児相談等で、栄養相談を行っています。気軽にご相談ください。

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