令和4年・ 48週~感染性胃腸炎、ヘルパンギーナ、手足口病~

2022年12月09日

 令和4年 第48週(11月28日~12月4日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点91,小児科定点54 です。(インフルエンザ定点1減)
・第48週の定点把握対象疾患の総報告数は297人で,前週より20 人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所 該当なし
・流行発生注意報の基準値以上の保健所 該当なし

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1)感染性胃腸炎
 第 48 週の感染性胃腸炎の報告数は 141 人で,前週より 4 人少なく,定点当たりの報告数は2.61 であった。
 年齢別では,10~14 歳(20人),1 歳(17 人),3歳(16 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,指宿保健所(6.00),鹿児島市保健所(5.38),大口保健所(4.00)の順に多い。

(2)ヘルパンギーナ
 第 48 週のヘルパンギーナの報告数は 40 人で,前週より 21 人多く,定点当たりの報告数は0.74 であった。
 年齢別では,1歳(16人),2 歳(14 人),3歳(7 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(2.69),指宿保健所,川薩保健所(それぞれ0.50),加世田保健所(0.33)の順に多い。

(3)手足口病
 第48 週の手足口病の報告数は37人で,前週より6 人多く,定点当たりの報告数は0.69 であった。
 年齢別では,3歳(12人),2 歳(11 人),1歳(9 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(1.92),姶良保健所(1.14),伊集院保健所(0.50)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2022年12月9日更新)

戻る
メニュー
HOME 予定 知識 HELP