令和4年 第46週(11月14日～11月20日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は，インフルエンザ定点90，小児科定点53 です。（インフルエンザ定点2減，小児科定点1減）
・第46週の定点把握対象疾患の総報告数は264人で，前週より30 人少ない報告数でした。
・流行発生警報の基準値（開始基準値及び終息基準値）以上の保健所 該当なし
・流行発生注意報の基準値以上の保健所 【水 痘（基準値1.0)】：志布志(1.00)

☆定点報告疾患（定点当たり報告数の上位３疾患の発生状況）

（1）感染性胃腸炎
　第46 週の感染性胃腸炎の報告数は130人で，前週より6人少なく，定点当たりの報告数は2.45 であった。
　年齢別では，1 歳（25 人），10～14 歳（19 人），4 歳，5 歳（それぞれ12 人）の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，指宿保健所（6.50)，大口保健所（6.00)，鹿児島市保健所（5.69)の順に多い。

（2）手足口病
　第46 週の手足口病の報告数は46人で，前週より16人少なく，定点当たりの報告数は0.87 であった。
　年齢別では，1歳（25 人），2 歳（6 人），5 歳（4人）の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，鹿児島市保健所（2.23)，姶良保健所（1.86)，徳之島保健所（0.67)の順に多い。

（3）流行性角結膜炎
　第46 週の流行性角結膜炎の報告数は3人で，前週より1人少なく，定点当たりの報告数は0.43 であった。
　年齢別では，15～19 歳，20～29 歳，30～39歳がそれぞれ1人ずつであった。
　保健所別の定点当たり報告数は，姶良保健所（2.00)，川薩保健所（1.00)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
（2022年11月25日更新)