令和4年 第14週(4月4日～4月10日)

☆定点報告疾患の発生状況

・今週の定点医療機関は，インフルエンザ定点91，小児科定点53です。（通常より各1 減）
・第14週の定点把握対象疾患の総報告数は360人で，前週より1 人少ない報告数でした。
・流行発生警報の基準値（開始基準値及び終息基準値）以上の保健所
　該当なし
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
　該当なし

☆定点報告疾患（定点当たり報告数の上位３疾患の発生状況）

（1）感染性胃腸炎
　第14 週の感染性胃腸炎の報告数は294人で，前週より9人少なく，定点当たりの報告数は5.55 であった。
　年齢別では，1 歳（59 人），3 歳（48 人）,2 歳（46 人）の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，鹿児島市保健所（13.08)，鹿屋保健所（7.20)，川薩保健所（5.25)の順に多い。

（2）流行性角結膜炎
　第14 週の流行性角結膜炎の報告数は4 人で，前週より2 人少なく，定点当たりの報告数は0.57 であった。
　年齢別では，20～29歳，30～39 歳，40～49 歳，70歳以上（それぞれ1人）であった。
　保健所別の定点当たり報告数は，川薩保健所，姶良保健所（それぞれ1.00)，鹿児島市保健所（0.50)の順に多い。

（3）手足口病
　第14 週の手足口病の報告数は16人で，前週より7人多く，定点当たりの報告数は0.30 であった。
　年齢別では，1 歳（10 人），2 歳（3 人），0～5 ヶ月，6～11 ヶ月，3歳（それぞれ1 人）の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，鹿屋保健所（1.00)，鹿児島市保健所（0.69)，指宿保健所（0.50)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
（2022年4月15日更新)