令和元年・43週~感染性胃腸炎、インフルエンザ 、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎~

2019年11月01日

令和元年 第43週(10月21日~10月27日)

☆定点報告疾患の発生状況
・第43週の定点把握対象疾患の総報告数は767人で,前週より76 人少ない報告数でした(4頁参照)。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【咽頭結膜熱(開始3.0,終息1.0)】:伊集院(2.25),名瀬(1.67)
【手足口病(開始5.0,終息2.0)】:出水(2.00)
【伝染性紅斑(開始2.0,終息1.0)】:川薩(3.00)
【ヘルパンギーナ(開始6.0,終息2.0)】:鹿児島市(2.85),指宿(4.50)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1) 感染性胃腸炎
第43 週の感染性胃腸炎の報告数は214人で,前週より34 人少なく,定点当たりの報告数は3.96 であった。
年齢別では,1 歳(33 人),5 歳(25 人),3 歳(23 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,加世田保健所(7.33),大口保健所,姶良保健所(それぞれ 7.00),鹿屋保健所(5.60)の順に多い。

(2) インフルエンザ
第43 週のインフルエンザの報告数は153 人で,前週より45 人少なく,定点当たりの報告数は1.66 であった。
年齢別では,10~14 歳(25人),4歳(17 人),5 歳(14 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,志布志保健所(3.80),鹿児島市保健所(3.22),姶良保健所(1.82)の順に多い。

(3) A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
第 43 週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は84 人で,前週より28 人多く,定点当たりの報告数は1.56 であった。
年齢別では,4歳(22 人),6 歳(18 人),5歳,10~14 歳(それぞれ7 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,大口保健所(4.00),鹿児島市保健所(3.46),伊集院保健所(2.75)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(令和元年10月25日更新)

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