令和4年 第33週(8月15日～8月21日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は，インフルエンザ定点92，小児科定点54です。
・第33週の定点把握対象疾患の総報告数は266人で，前週より20 人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値（開始基準値及び終息基準値）以上の保健所
【手足口病（開始5.0，終息2.0)】：
鹿児島市(2.85)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
該当なし

☆定点報告疾患（定点当たり報告数の上位３疾患の発生状況）

（1）感染性胃腸炎
　第 33 週の感染性胃腸炎の報告数は 129 人で，前週より 15 人多く，定点当たりの報告数は2.39 であった。
　年齢別では，10～14 歳（15 人），2 歳（13 人）,1 歳，1 歳（12 人）の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，鹿屋保健所（4.80)，鹿児島市保健所（4.77)，志布志保健所（3.00)の順に多い。

（2）手足口病
　第 33 週の手足口病の報告数は 76 人で，前週より 1 人多く，定点当たりの報告数は1.41 であった。
　年齢別では，1歳（23人），2 歳（20 人），3歳（9 人）であった。
　保健所別の定点当たり報告数は，鹿児島市保健所（2.85)，志布志保健所（2.00)，川薩保健所（1.75)の順に多い。

（3）流行性角結膜炎
　第33 週の流行性角結膜炎の報告数は3人で，前週より1人多く，定点当たりの報告数は0.43 であった。
　年齢別では，15～19 歳，40～49 歳，50～59 歳（それぞれ1人）であった。
　保健所別の定点当たり報告数は，川薩保健所（3.00)であった。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
（2022年8月26日更新)