令和4年・ 15週~感染性胃腸炎、流行性角結膜炎、突発性発しん~

2022年04月22日

 令和4年 第15週(4月11日~4月17日)

☆定点報告疾患の発生状況

・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点90,小児科定点52です。(通常より各2 減)
・第15週の定点把握対象疾患の総報告数は341人で,前週より19 人少ない報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
 該当なし
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
 該当なし

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1)感染性胃腸炎
 第 15 週の感染性胃腸炎の報告数は 256 人で,前週より 38人少なく,定点当たりの報告数は4.92 であった。
 年齢別では,1 歳(60 人),2 歳(41 人),3 歳(24 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(9.92),姶良保健所(6.50),指宿保健所(6.00)の順に多い。

(2)流行性角結膜炎
 第15 週の流行性角結膜炎の報告数は3人で,前週より1人少なく,定点当たりの報告数は0.43 であった。
 年齢別では,30~39 歳,60~69 歳,70歳以上(それぞれ1人)であった。
 保健所別の定点当たり報告数は,姶良保健所(1.00),鹿児島市保健所(0.50)の順に多い。

(3)突発性発しん
 第15 週の突発性発しんの報告数は20人で,前週より5 人多く,定点当たりの報告数は0.38 であった。
 年齢別では,1歳(11人),6~11 ヶ月,2 歳(それぞれ4人)3 歳(1人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(0.75),加世田保健所,志布志保健所(それぞれ 0.67),鹿児島市保健所(0.54)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2022年4月22日更新)

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