平成31年・13週~感染性胃腸炎、流行性角結膜炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎~

2019年04月05日

平成31年 第13週(3月25日~3月31日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点92,小児科定点54です。
・第13週の定点把握対象疾患の総報告数は827人で,前週より172 人少ない報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所は次のとおりです。
【咽頭結膜熱(開始3.0,終息1.0)】:鹿児島市(1.23),伊集院(1.75),出水(3.00),西之表(4.00)
【流行性角結膜炎(開始8.0,終息4.0)】:川薩(4.00)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1) 感染性胃腸炎
第13 週の感染性胃腸炎の報告数は421人で,前週より95 人少なく,定点当たりの報告数は7.80 であった。
年齢別では,1歳(81 人),2 歳(48 人),20歳以上(42 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,指宿保健所(15.00),鹿児島市保健所(11.31),姶良保健所(10.71)の順に多い。

(2)流行性角結膜炎
第13 週の流行性角結膜炎の報告数は13 人で,前週より5人少なく,定点当たりの報告数は1.86 であった。
年齢別では,5 歳,10~14 歳,30~39 歳,60~69歳(それぞれ2 人),1歳,3歳,6歳,40~49 歳,70歳以上(それぞれ1 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,姶良保健所(6.00),川薩保健所(4.00),鹿屋保健所(2.00)の順に多い。

(3)A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎
第13週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は98 人で,前週より 57 人少なく,定点当たりの報告数は1.81 であった。
年齢別では,4歳(14 人),5歳,6歳,10~14 歳(それぞれ12 人),3 歳(11 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,大口保健所(6.00),西之表保健所(3.00),鹿児島市保健所(2.69)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(平成31年4月5日更新)

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