令和4年 第31週(8月1日～8月7日)

☆定点報告疾患の発生状況

・今週の定点医療機関は，インフルエンザ定点92，小児科定点54です。
・第31週の定点把握対象疾患の総報告数は336人で，前週より56 人少ない報告数でした。
・流行発生警報の基準値（開始基準値及び終息基準値）以上の保健所
【手足口病（開始5.0，終息2.0)】：
鹿児島市(2.08), 川薩(6.50),大口(4.00),鹿屋(5.80)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
該当なし

☆定点報告疾患（定点当たり報告数の上位３疾患の発生状況）

（1）感染性胃腸炎
　第31 週の感染性胃腸炎の報告数は133人で，前週より45 人少なく，定点当たりの報告数は2.46 であった。
　年齢別では，2 歳（23人），1 歳（18 人）,3歳（17 人）の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，指宿保健所（7.00)，鹿屋保健所（6.80)，鹿児島市保健所（4.08)の順に多い。

（2）手足口病
　第31 週の手足口病の報告数は113人で，前週より20人少なく，定点当たりの報告数は2.09 であった。
　年齢別では，1 歳（52 人），2 歳（24 人），6～11 ヶ月（15 人）であった。
　保健所別の定点当たり報告数は，川薩保健所（6.50)，鹿屋保健所（5.80)，大口保健所（4.00)の順に多い。

（3）RS ウイルス感染症
　第 31 週のＲＳウイルス感染症の報告数は 28 人で，前週より 12 人多く，定点当たりの報告数は0.52 であった。
　年齢別では，1 歳（13 人），2 歳，3 歳（それぞれ 4 人）0～5 ヶ月（3人），の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，姶良保健所（1.86)，大口保健所（1.00)，鹿児島市保健所（0.92)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
（2022年8月12日更新)