令和5年 2週
~インフルエンザ、感染性胃腸炎、突発性発しん~

2023年01月20日

 令和5年 第2週(1月9日~1月15日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点92,小児科定点54 です。
・第2週の定点把握対象疾患の総報告数は1605人で,前週より744人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【インフルエンザ(開始30.0,終息10.0)】:名瀬(40.60)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
【インフルエンザ(基準値10.0)】:鹿児島市(17.65),伊集院(13.00),出水(17.40), 姶良(10.36),志布志(11.00),
鹿屋(11.50)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1)インフルエンザ
 第2週のインフルエンザの報告数は1248 人で,前週より649人多く,定点当たりの報告数は13.57 であった。
 年齢別では,10~14 歳(256 人),15~19 歳(122 人),20~29 歳(118人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,名瀬保健所(40.60),鹿児島市保健所(17.65),出水保健所(17.40)の順に多い。

(2)感染性胃腸炎
 第 2 週の感染性胃腸炎の報告数は272 人で,前週より88 人多く,定点当たりの報告数は5.04 であった。
 年齢別では,1 歳(46 人),2 歳(39 人),10~14 歳(31 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(12.00),鹿児島市保健所(7.54),指宿保健所(6.50)の順に多い。

(3)突発性発しん
 第 2 週の突発性発しんの報告数は 18 人で,前週より 8 人多く,定点当たりの報告数は0.33 であった。
 年齢別では,1 歳(9 人),2 歳(4人),6~11 ヶ月(2人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(1.00),川薩保健所(0.50),姶良保健所(0.29)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2023年1月20日更新)

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