令和3年 第4週(1月25日～1月31日)

☆定点報告疾患の発生状況

・今週の定点医療機関は，インフルエンザ定点92，小児科定点54です。
・第4週の定点把握対象疾患の総報告数は630人で，前週より171 人少ない報告数でした。
・流行発生警報の基準値（開始基準値及び終息基準値）以上の保健所
　該当なし。
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
　該当なし。


☆定点報告疾患（定点当たり報告数の上位３疾患の発生状況）

（1）感染性胃腸炎
　第 4 週の感染性胃腸炎の報告数は 408 人で，前週より120 人少なく，定点当たりの報告数は7.56 であった。
　年齢別では，1 歳（73人），2歳（62 人）,3 歳（53人）の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，川薩保健所（12.00)，加世田保健所（11.67)，鹿屋保健所（11.40)の順に多い。

（2）RS ウイルス感染症
　第 4 週のＲＳウイルス感染症の報告数は 84 人で，前週より43 人少なく，定点当たりの報告数は1.56 であった。
　年齢別では，1歳（27 人），2 歳（22人），3歳（10人）の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，姶良保健所（4.86)，川薩保健所，大口保健所（それぞれ4.00)，志布志保健所（2.00)の順に多い。

（3）咽頭結膜熱
　第 4 週の咽頭結膜熱の報告数は 52 人で，前週より 19 人多く，定点当たりの報告数は0.96 であった。
　年齢別では，1歳（24人），2 歳，3 歳（それぞれ9人），4 歳（4人）であった。
　保健所別の定点当たり報告数は，鹿屋保健所（2.80)，川薩保健所（1.50)，伊集院保健所（1.25)の順に多い。


【鹿児島県感染症情報センターより参照】
（2021年2月5日更新)