令和4年・ 29週~感染性胃腸炎、手足口病、ヘルパンギーナ~

2022年07月29日

 令和4年 第29週(7月18日~7月24日)

☆定点報告疾患の発生状況

・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点92,小児科定点54です。
・第29週の定点把握対象疾患の総報告数は394人で,前週より218人少ない報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【咽頭結膜熱(開始3.0,終息1.0)】:
 出水(1.00)
【手足口病(開始5.0,終息2.0)】:
 鹿児島市(3.69),加世田(6.00),川薩(4.50)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
 該当なし

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1)感染性胃腸炎
 第 29 週の感染性胃腸炎の報告数は 197 人で,前週より 107 人少なく,定点当たりの報告数は3.65 であった。
 年齢別では,1 歳(37 人),2 歳(29 人),3 歳(21 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,志布志保健所(7.00),鹿屋保健所(6.20),鹿児島市保健所(6.15)の順に多い。

(2)手足口病
 第29 週の手足口病の報告数は123人で,前週より51 人少なく,定点当たりの報告数は2.28 であった。
 年齢別では,1歳(39人),2 歳(27 人),3歳(21 人)であった。
 保健所別の定点当たり報告数は,加世田保健所(6.00),川薩保健所(4.50),鹿児島市保健所(3.69)の順に多い。

(3)ヘルパンギーナ
 第 29 週のヘルパンギーナの報告数は 25 人で,前週より 4 人多く,定点当たりの報告数は0.46 であった。
 年齢別では,1歳(8人),2 歳(6人),4歳(5人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,伊集院保健所(2.00),大口保健所(1.00),川薩保健所(0.75)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2022年7月29日更新)

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