令和5年 5週
~感染性胃腸炎、インフルエンザ、RSウイルス感染症~

2023年02月10日

 令和5年 第5週(1月30日~2月5日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点92,小児科定点54 です。
・第5週の定点把握対象疾患の総報告数は1492人で,前週より184人多い報告数でした。

・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【インフルエンザ(開始30.0,終息10.0)】:名瀬(18.40)
【感染性胃腸炎(開始20.0,終息12.0)】:鹿屋(24.40)
【水 痘(開始2.0,終息1.0)】:西之表(2.00)

・流行発生注意報の基準値以上の保健所
【インフルエンザ(基準値10.0)】:鹿児島市(12.22),徳之島(29.60)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1)感染性胃腸炎
 第5週の感染性胃腸炎の報告数は551 人で,前週より128 人多く,定点当たりの報告数は10.20 であった。
 年齢別では,1 歳(97 人),2 歳(75 人),3 歳(68人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(24.40),川薩保健所(18.00),鹿児島市保健所(17.00)の順に多い。

(2)インフルエンザ
 第5週のインフルエンザの報告数は805人で,前週より43 人多く,定点当たりの報告数は8.75 であった。
 年齢別では,10~14歳(183 人),7歳(75 人),5 歳(67 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,徳之島保健所(29.60),名瀬保健所(18.40),鹿児島市保健所(12.22)の順に多い。

(3)RSウイルス感染症
 第5週のRSウイルス感染症の報告数は50人で,前週より10人多く,定点当たりの報告数は0.93 であった。
 年齢別では,1歳(22 人),2 歳(11 人),0~5ヶ月(6人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,川薩保健所(2.00),姶良保健所(1.71),鹿児島市保健所(1.54)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2023年2月10日更新)

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