令和4年・ 35週~感染性胃腸炎、手足口病、RS ウイルス感染症~

2022年09月09日

令和4年 第35週(8月29日~9月4日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点90,小児科定点53 です。(インフルエンザ定点2減,小児科定点1減)
・第35週の定点把握対象疾患の総報告数は237人で,前週より17 人少ない報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
 該当なし
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
 該当なし

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1)感染性胃腸炎
 第35 週の感染性胃腸炎の報告数は103人で,前週より2人少なく,定点当たりの報告数は1.94 であった。
 年齢別では,2 歳(16 人),10~14 歳(14人),1 歳(10 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(5.40),志布志保健所(4.00),加世田保健所(3.67)の順に多い。

(2)手足口病
 第35 週の手足口病の報告数は43 人で,前週より13 人少なく,定点当たりの報告数は0.81 であった。
 年齢別では,2歳(17人),1 歳(16人),4 歳(4人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(2.00),鹿屋保健所(1.80),徳之島保健所(1.00)の順に多い。

(3)RS ウイルス感染症
 第35 週のRSウイルス感染症の報告数は36 人で,前週より14 人多く,定点当たりの報告数は0.68 であった。
 年齢別では,1 歳(19 人),2 歳(9 人),0~5 ヶ月(4 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,姶良保健所(1.71),鹿児島市保健所(1.54),川薩保健所(0.75)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2022年9月9日更新)

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