令和6年5週
~インフルエンザ 、
COVID-19、感染性胃腸炎~

2024年02月09日

令和6年 第5週(1月29日~2月4日)

☆定点把握対象疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ゛/COVID-19定点89,小児科定点51です。
・第5週の定点把握対象疾患の総報告数は4,561人で,前週より1,126人多い報告数でした。

・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【インフルエンザ(開始30.0,終息10.0)】:鹿児島市(34.82),指宿(13.00), 姶良(29.18),鹿屋(38.50),西之表(13.50),名瀬(28.50),
【咽頭結膜熱(開始3.0,終息1.0)】:鹿児島市(6.00),伊集院(2.00), 川薩(11.50),出水(10.00), 姶良(3.86),鹿屋(3.20),
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(開始8.0,終息4.0)】:鹿児島市(8.75),出水(10.67),鹿屋(7.00),名瀬(10.50),
【感染性胃腸炎(開始20.0,終息12.0)】:鹿屋(35.60),
【水 痘(開始2.0,終息1.0)】:大口(3.00)

・流行発生注意報の基準値以上の保健所
【インフルエンザ(基準値10.0)】:伊集院(14.60), 川薩(11.00),出水(15.00),志布志(17.00)
※ 週報発行後,医療機関,保健所から追加,訂正報告があり,全数・定点の数値が変更する場合があります。

☆定点把握対象疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1)インフルエンザ
 第 5 週のインフルエンザの報告数は 1,960 人で,前週より582 人多く,定点当たりの報告数は22.02 であった。
 年齢別では,10~14 歳(723人),9 歳(173 人),15~19歳(159人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(38.50),鹿児島市保健所(34.82),姶良保健所(29.18)の順に多い。
(2)COVID-19
 第5 週のCOVID-19 の報告数は1,436 人で,前週より418 人多く,定点当たりの報告数は16.13 であった。
 年齢別では,10~14 歳(301人),40~49 歳(119 人),15~19 歳(107 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,川薩保健所(34.71),鹿屋保健所(28.75),出水保健所(25.40)の順に多い。
(3)感染性胃腸炎
 第 5 週の感染性胃腸炎の報告数は 623 人で,前週より 76 人多く,定点当たりの報告数は12.22 であった。
 年齢別では,2 歳(88 人),1 歳(82 人),3 歳(74 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(35.60),鹿児島市保健所(16.58),加世田保健所(12.67)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2024年2月9日更新)

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