平成29年48週~ 感染性胃腸炎、 インフルエンザ、 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 ~

2017年12月08日

平成29年 第48週(11月27日~12月3日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点92,小児科定点54 です。
・第 48 週の定点把握対象疾患の総報告数は 1093 人で,前週(939 人)より 154 人多い報告数でした(内容等については 4 頁参照)。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所は次のとおりです。
【咽頭結膜熱(開始 3.0,終息 1.0)】:鹿屋(5.40),西之表(2.00),姶良(5.00)
【手足口病(開始 5.0,終息 2.0)】:鹿児島市(2.00),出水(4.67),川薩(2.00)
【流行性耳下腺炎(開始 6.0,終息 2.0)】:鹿屋(4.40),西之表(5.00),川薩(6.00)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所は次のとおりです。
【インフルエンザ(基準値 10.0)】:鹿屋(12.50)【流行性耳下腺炎(基準値 3.0)】:志布志(3.67)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1) 感染性胃腸炎
第 48 週の感染性胃腸炎の報告数は 424 人で,前週より 20 人多く,定点当たりの報告数は 7.85 であった。
年齢別では,1歳(83 人)、2 歳(54 人),3 歳(52人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,出水保健所(14.67),姶良保健所(10.29),鹿児島市保健所(10.08)の順に多い。

(2) インフルエンザ
第 48 週のインフルエンザの報告数は 230 人で,前週より 82 人多く,定点当たりの報告数は 2.50 であった。
年齢別では,10~14 歳(70 人),6 歳(19 人),9歳(19 人),3 歳(14 人),5 歳(14 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(12.50),川薩保健所(6.71),徳之島保健所(2.40)の順に多い。

(3) A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
第 48 週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は 119 人で,前週より 23人多く,定点当たりの報告数は 2.20 であった。
年齢別では,6 歳(26 人),4 歳(17 人),5 歳(15人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(4.50),川薩保健所(4.50),姶良保健所(2.57),志布志保健所(1.67)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(平成29年12月8日更新)

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