令和4年・ 2週~感染性胃腸炎、手足口病、RS ウイルス感染症~

2022年01月21日

令和4年 第2週(1月10日~1月16日)

☆定点報告疾患の発生状況

・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点91,小児科定点53です。(通常より各1 減)
・第2週の定点把握対象疾患の総報告数は787人で,前週より87人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【手足口病(開始5.0,終息2.0)】:鹿児島市(5.31),川薩(4.75),
【咽頭結膜熱(開始3.0,終息1.0)】:伊集院(1.50),出水(2.33),
・流行発生注意報の基準値以上の保健所 該当なし

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1)感染性胃腸炎
 第2 週の感染性胃腸炎の報告数は463 人で,前週より125 人多く,定点当たりの報告数は8.74 であった。
 年齢別では,2 歳(66 人),1 歳(59 人),3 歳(57 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(16.60),鹿児島市保健所(14.08),川薩保健所(13.50)の順に多い。

(2)手足口病
 第2週の手足口病の報告数は135 人で,前週より4人多く,定点当たりの報告数は2.55 であった。
 年齢別では,1 歳(68 人),2 歳(43 人),3 歳(9 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(5.31),川薩保健所(4.75),姶良保健所(2.43)の順に多い。
 鹿児島市保健所が 22 週連続,川薩保健所が 7 週連続で流行発生警報域である。

(3)RS ウイルス感染症
 第2週のRSウイルス感染症の報告数は81人で,前週より22人少なく,定点当たりの報告数は1.53 であった。
 年齢別では,1 歳(30 人),2 歳(16 人),3 歳(11 人)であった。
 保健所別の定点当たり報告数は,大口保健所(19.00),出水保健所(7.00),志布志保健所(1.67)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2022年1月23日更新)

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